肌に優しいクレンジング、基準を明確に!

このクレンジング肌に優しい

見つかりそうで見つからない「肌に優しいクレンジング」

よく優しいと言われるクリームやミルクタイプを使ってみたものの、メイクが落ちにくいしこすり過ぎて結局は肌に刺激を与えてしまうから納得がいかない。かと言って洗浄力が強いオイルクレンジングは使いたくない。

そんな思いからネットで探されて、結果はどうしてたか?

色々なサイトを読んでいると説明がぜんぜん違ったり、ただ知名度があって人気のあるクレンジング商品が、こじつけっぽく「優しい」と紹介されていたり、何が正しいのか、何を信用したらいいのか、戸惑っているのではありませんか!?

 

こんな時こそ、肌に優しいクレンジングの基準とな何か?を明確にしましょう。

ただ「優しい」というシメージ宣伝だけでは抽象的でぼやけていますので

肌に優しい基準項目を明確に設定することです。

これが分かれば氾濫する情報に惑わされることなく、商品探しができるはずです。

 

またこのページの後半では、とことん肌への優しさにこだわった商品を紹介しています。

油分や界面活性剤でメイクを落とすのではなく、肌の保湿成分でもあるアミノ酸の力で優しくメイクを落とす優れものです。

表にでない地味な商品で初めて見るクレンジングかもしれませんが、将来の肌をも考えて作られた逸品です。ぜひご覧ください。

肌に優しい基準項目とは

「肌に大切な保湿成分をできるだけ奪わずメイクが普通に落せる」

つまり洗い過ぎないクレンジングこそが肌に優しい絶対条件です。

これを達成するために、どんな基準が必要なのか?分かりやすく箇条書きにします。

  • 界面活性剤の配合が少ない、もしくはフリー
  • オイルフリー
  • アルコールフリー
  • 肌への摩擦刺激を全く感じない
  • クレンジング剤が洗い流しやすい
  • W洗顔が不要のクレンジング
  • 肌に近い保湿成分、アミノ酸が配合されている

 

そして忘れてはならないのがクレンジングの使命

  • メイク落ちレベルは平均より上、具体的にはオイルクレンジングの次ぐらいは欲しい

この条件が全て揃ったクレンジング商品が肌に優しいタイプと言えるでしょう。

アミノ酸で落とす!敏感肌におすすめのクレンジング!

2019.01.10

 

では上記にて上げました各項目の補足説明をします。

界面活性剤が少ないクレンジング

クレンジング、言うまでもなく肌に密着したメイクを落とすため、ほとんどの商品に界面活性剤が配合されています。

オイルクレンジングなら15~25%前後、肌に優しいと言われるクリームやミルクタイプで5~15%とも言われていますが、配合率は各化粧品メーカー公表していませんので正確な数値は分りません。

メーカーに問い合わせても多分答えてくれないでしょう。

化粧品に含まれる成分は配合量の多い順に記載して、1%以下は順不同で記載する決まりになっています。

私達で判断できるのはクレンジング商品に記載されている、あるいはホームページで公開している成分表示を見て、前半に界面活性剤成分が記載されていればこのクレンジング商品は比較的界面活性剤が多いかなー?と判断するしかありません。

そして実際調べても「テトラオレイン酸ソルベス-30」、「ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10」、「トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル」、「ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル」ほか、聞いたこともない成分名で記載されているのでどれが界面活性剤かわかりません。

化粧品を販売している私でさえ、いちいち調べないと何の成分なのか分りませんから。

「ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル(界面活性剤)」と補足表示するか、もしくはホームページ上で成分の解説文を加えて、誰が見てもこの成分は界面活性剤だと分かるルールを設けてほしいものです。

これもまたお客様の立場になっての優しい表現・説明であると思います。

 

では界面活性剤って肌にどんな影響を与えるのでしょうか?

混じり合うことのない水分と油分を混じり合わせる乳化作用

油性入りのメイクを乳化作用を利用して簡単に落したいが為、クレンジング商品にはほとんど利用されています。当然水と油を混ぜることから脱脂力は強く、必要以上に皮脂を奪ってバリア機能を弱めたり乾燥肌を助長する心配がついてきます。

さらに界面活性剤には浸透作用があり、肌表面だけでなく角質内に浸透して、角質に存在する天然保湿因子や油性の性格をもった細胞間脂質(セラミド)までをもメイクと一緒に洗い流してしまうので、洗いすぎが懸念される訳です。

保湿成分が奪われるイメージ

界面活性剤(洗浄)でセラミドが奪われる確かなデータ

2018.09.26

洗浄力の強い界面活性剤は角質細胞までを剥がし、酷くなると肌荒れになることもあります。
洗剤による手荒れがそのよい例。

 

それと気になるのが、よく見かける「石油系界面活性剤フリーとか不使用」のキャッチフレーズ。

洗剤やシャンプーならともかく、今は石油系界面活性剤が配合されたクレンジング商品を探す方が大変な時代、それなのに、今でも「昭和時代の粗悪な化粧品」が多く出回っているような印象を植えつけ、それに対しこの商品は『天然由来の界面活性剤=肌に優しい・安全』と謳って心理や感情を揺さぶる戦略、これが普通に通用しているのが気がかりでしょうがありません。

それなら言い方を変えて

『天然由来の界面活性剤=合成の界面活性剤』

こう説明すれば、肌に優しいイメージが沸きますか?

天然そのままを利用するのではありませんよ!化学合成によって洗浄効果や乳化作用を高めたりっぱな界面活性剤に作り変えたものです。

浸透作用による洗いすぎが払拭されたわけではありません。

今日、色々な界面活性剤が開発されているにも関わらず、現に乾燥肌や敏感肌で悩んでいる方が絶えない!

本当に肌に優しいクレンジングを追い求めるなら、天然由来とかごまかすことなく、この成分は界面活性剤と定義されるものが極力少ないもの、できれば配合量が0%に近い商品をおすすめします。

オイルが入ってないクレンジング

クレンジング商品は、界面活性剤以外にも油性成分が配合されたものがほとんど。またオイル100%の商品もあります。

油性が主成分のメイク、「アブラはアブラで落とす!」これが標語のようになっているので油性を配合しているクレンジング商品が多いのです。

オイルと界面活性剤、相乗効果による洗いすぎが心配です。

それとオイルが毛穴に浸透して皮脂腺に影響を及ぼすことも考えられます。使い続けることで皮脂腺の分泌が盛んになったり逆に低下させる原因にもなり心配です。

年を重ねるにつれ皮脂量は少なくなります。将来の肌を考えれば肌だけでなく皮脂腺にも優しいクレンジングがおすすめです。

摩擦刺激を感じない優しさ

メイクを落とす時どうしてもこする動作がついてきますので、できるだけ摩擦刺激を避けなければなりません。

クレンジング剤がサラサラして垂れやすいものだと次第にクレンジング剤が少なくなり、時間と共に摩擦刺激が発生しやすい状況になります。

できれば伸びがよくとろみのあるテクスチャーで垂れにくいもの、肌の滑りが良いジェルタイプがおすすめです。

メイクをなじませる時、すべりが良ければ摩擦刺激も少ないので優しくメイク落としができます。

W洗顔が不要のクレンジング商品

クレンジングの後に洗顔料で洗うW洗顔、2度も繰り返して顔を洗う訳ですから当然洗いすぎは懸念されます。

しかしこんな説もあります。

『W洗顔不要のクレンジングは、クレンジング剤(オイル成分)を流す為に界面活性剤が多めに配合されている、つまり洗浄力が強いので避けた方がいい!』

言われてみればその通りかもしれません。

ではオイルフリー、界面活性剤不使用のクレンジング商品があったら!?

もちろんW洗顔の必要はありませんから肌に優しいですよね!

肌に近い保湿成分が配合されたクレンジング

クレンジングに含まれている成分はオイル+界面活性剤+保湿成分が主流です。

保湿成分には、●●エキスとかセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸他などがあります。

しかしこの成分が配合されていても、結局はメイクと一緒に洗い流されてしまうので無意味という意見があります。

確かにそうでしょうね!

オイルと界面活性剤が主成分のクレンジング商品なら、ただのきやすめになる可能性があります。

上記で説明した通り界面活性剤には浸透作用があります。保湿成分が角質内に浸透したとしても界面活性剤も浸透しているので最終的にはメイクと一緒に洗い流されてしまうと思います。

でも界面活性剤がほとんどない完全水性ジェルのクレンジングだったらそうとは言えません!
界面活性剤の影響を受けることなく保湿成分が角質層に浸透、潤いを与えながら優しくメイク落としができます。

できれば、角質内に存在する天然保湿因子に近いアミノ酸や細胞間脂質に近い天然セラミドが配合されたクレンジング商品がおすすめです。

メイク落ちは平均より少し上が理想

さてクレンジングの使命であるメイクオフの強さについて。

洗浄力が強すぎると肌のバリア機能を乱したり乾燥肌の原因となります。
逆に洗浄力が弱ければ、メイクが残ったり擦り過ぎることもあり、かえって肌の刺激になります。

普通のメイクの濃さなら平均値よりちょい上のクレンジング力で十分対応できるはずです。目安はオイルクレンジングの次ぐらいの洗浄力がベスト。

クレンジング中、メイクの馴染みが実感でき安心した時、これが「優しい」の判断基準です。

逆に言えば、「あれ?メイクが落ちない!」と思った時は、本能的に力を入れて肌を擦っているので、それは「優しい」とは言えません。

肌に優しいクレンジングのおさらい

もう一度「肌に優しいクレンジングとは」について復習します。

  1. 界面活性剤不使用(洗浄剤)
  2. オイル、アルコール無添加
  3. W洗顔不要のクレンジング
  4. 摩擦刺激を感じないテクスチャー
  5. 角質にある保湿因子に近い保湿成分、アミノ酸が配合
  6. クレンジング力は平均以上

この項目を全てクリアーし尚且つもっとも大切な肌に対する優しさとは

肌にある保湿成分(天然保湿因子やセラミドなど)を極力奪わないもの

肌成分のアミノ酸でメイク落とし

実はここに上記で記載した全ての条件を満たしたクレンジング商品があります!

メイクは油分や界面活性剤を利用して落としません!

肌細胞や天然保湿因子(NMF)を構成しているアミノ酸の一つ、『アルギニン』でメイクを落とします。

このクレンジング商品を初めて見たお客様は、「油分や界面活性剤なしで本当にメイクが落ちるの?」と不安視されますが、実際にご使用されますと「思った以上によく落ちます、不思議?」と感想をいただいてます。

公式ページではメイク落としの実験も公開してます。

使用感につきましては「好き」と「嫌い」にハッキリ分かれますが、肌への優しさにこだわった水性ジェルのクレンジングです。

発売して15年以上、目立たない地味な商品ですが、じわじわと愛用者が増えています。

  • クレンジング力:★★★~★★★★
  • しっとり感:★★★★★
  • 肌への優しさ:★★★★★
オイルフリー・洗浄用界面活性剤不使用のクレンジングジェル、それでもメイクは落ちる