天然保湿因子(NMF)を増やすスキンケアと化粧水!

3つの水分保持成分【天然保湿因子編】

肌のうるおいを保つ3つの保湿因子の一つ、「天然保湿因子(NMF)」とこの保湿因子を増やすスキンケアについて一緒に勉強していきましょう。

  1. 天然保湿因子とは
  2. 天然保湿因子はどうして作られる
  3. 天然保湿因子を増やすスキンケアとは
  4. NMFを増やすサポート化粧水とは

このような内容で説明していきます。

天然保湿因子とは

爪や髪の毛と同じように死滅した細胞が何層も積み重なって作られた角質層は、自ら水分を保持する能力がありません。

枯葉が15枚から20枚重なっているようなもの。

それでも角質細胞一つ一つは水分を含みふっくらとしています。それは角質細胞の中に水分を保つ天然保湿因子という成分が存在しているから。

枯葉をイキイキと生きているかのように甦らせている、それが天然保湿因子なのです。

リフレッシュした葉っぱ

「天然保湿因子」は、Natural Moisturizing Factor(ナチュラル モイスチュアライジング ファクター)の頭文字をとって、別名「NMF」とも言われています。

組成は下記のグラフの通り、アミノ酸が最も多く、PCA、尿素などもアミノ酸代謝物であり、これらを含めると約60%がアミノ酸類となり、その他にミネラル、乳酸塩などが含まれる水溶性の保湿因子です。

天然保湿因子の組成グラフ

この天然保湿因子(NMF)が角質細胞内に存在することで水分バランスが整い、ふっくらした透明感のある角質細胞になるのです。

角質層にある天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子(NMF)は、水分保持だけを担っている訳ではありません。

身体の新陳代謝にアミノ酸、ビタミン・ミネラルが必要なように、肌のターンオーバーにもアミノ酸、ビタミン・ミネラルがなければスムーズな新陳代謝はできません。

天然保湿因子はターンオーバーにも必要な保湿因子です。

天然保湿因子はどうして作られる

肌のターンオーバーの過程で天然保湿因子(NMF)は作られます。

肌のターンオーバー解説図

角化した細胞は上へ上へと押し上げられ垢となって剥がれます。その際一部の細胞(タンパク質)は酵素によって細かく分解され天然保湿因子が作られるのです。

分解酵素(BH)

資生堂、相模女子大学、北里大学、東京医科大学の共同研究により、天然保湿因子(NMF)を生産している酵素が「ブレオマイシン水解酵素(BH)」であると世界で初めて発見し、肌の保湿機能やバリア機能と関係していることを証明したと発表してます。
(2010年9月、第26回国際化粧品技術者会にて)

天然保湿因子は、細胞を再利用した保湿因子なんですね!

天然保湿因子を増やすスキンケアとは

年代別

お肌の曲がり角を過ぎたぐらいから天然保湿因子は徐々に減り、乾燥肌をはじめ、肌の弾力性や透明感もなくなってしまいます。

この速度を少しでも遅らせるには天然保湿因子を増やすスキンケアを積極的に取り入れるしかありません。

その対策とは

  1. ターンオーバーを促進・正常化
  2. 天然保湿因子を奪わない洗顔
  3. 天然保湿因子に近い成分の補給

 

1、ターンオーバーの促進・正常化
先ほども説明しましたが、天然保湿因子は肌のターンオーバーによって生成されます。まずは生産リズムを整えましょう。

ターンオーバーの促進・正常化と言えばやはり「角質ケア」がポイント!

「不要な角質はその日に処理をする」これが大事です。

だからと言って角質の取り過ぎも逆にターンオーバーを乱す原因になりますので、角質ケアは絶妙なサジ加減がとっても大事!

肌に優しい角質ケアができる洗顔料がここにありますよ!

 

ターンオーバーを整える成分も補いましょう。

その成分とは、天然保湿因子(アミノ酸)と細胞間脂質(セラミド)です。

この保湿因子とまったく同じ成分を補うことは不可能ですので、それに近い成分を補いましょう。

天然保湿因子(NMF)に近い「活肌アミノ酸」とは!

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セラミド入り化粧水は細胞間脂質に近い天然セラミドを!

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洗い過ぎにご注意!

ゴシゴシ強く擦って洗うのは当然ダメですが、それより皆さん気づかれていないのが日頃使っておられるクレンジング剤や洗顔料です。

メイク落ちがよいクレンジング、モコモコ泡立つ洗顔が良いと思っておられませんか?

優しいイメージのある石鹸、洗顔後はキュキュっとなっていませんか?

タオルで水分を拭き取ったら、突っ張っていませんか?

もしそうだったとしたら、皮脂だけなく天然保湿因子やセラミドも奪われていますよ!

せっかく天然保湿因子を増やす努力をしている時に、クレンジングや洗顔で奪い取ってしまってはそれこそ水の泡!

できるだけ洗浄力が弱いクレンジング剤洗顔料をおすすめします。

洗浄力が弱いからメイクが落ちない、汚れがとれない、既成概念にとらわれないようにしてください。

活肌アミノ酸の補給を!

天然保湿因子は水に溶けやすい水溶性の為、どんなに優しい洗顔でもある程度は洗い流されてしまいます。

不足した分を再生するには半日とも24時間とも言われ、天然保湿因子が少なければ乾燥肌(インナードライ)を助長したりターンオーバーのリズムにも影響が出ます。

対策として、天然保湿因子に限りなく近いアミノ酸を化粧水などで補給することです。

おすすめの成分は「活肌アミノ酸」

天然保湿因子(NMF)に近い「活肌アミノ酸」とは!

2018.04.18

天然保湿因子を増やすサポート化粧水

ここまで天然保湿因子を増やす方法を色々と説明してきました。

これらの条件が整った化粧水がこの「SILK素肌ローション」です。

そして素肌ローションを含むSILK基礎化粧品シリーズは、ターンオーバーを整えるコンセプトで作られたスキンケア化粧品です。

活肌アミノ酸がたっぷり溶け込んだ化粧水、洗顔後の緊張肌をホッと深呼吸させます。

 

最後に

この化粧水を使う使わないにかかわらず、このページを読んでいただいた後に少しでも天然保湿を増やすスキンケアに意識を持っていただければ幸いです。

年を重ねれば重ねるほど角質内にある天然保湿因子は確実に減り、肌は乾燥しやすくキメも粗くなってきます。

やるかやらないか、10年先、20年先に必ず差がでますので、できれば若い世代から意識したスキンケアに取り組んでいただければ私としては本当にうれしいです。

50代、60代、70代でもみずみずしい透明感のある肌をどうかめざしてください。

そして同世代の友人と肌年齢に思いっきり差をつけてください。

 

参考文献
資生堂、肌の天然保湿因子「NMF」産生メカニズムを解明
https://www.shiseidogroup.jp/releimg/1880-j.pdf