乾燥からくる肌のかゆみ対策とは

体が痒い

今回のテーマは「乾燥からくる肌のかゆみ対策」について説明します。

乾燥肌は、別名「乾皮症(かんぴしょう)」、「皮脂欠病症」とも言われ、皮脂の分泌が弱ったり、角質内のある天然保湿因子(アミノ酸やミネラル)や細胞間脂質(セラミド他)が不足した肌。

肌水分の低下とともにバリア機能も弱って、ちょっとした刺激にも敏感に反応し、アレルギーがでたりかゆみを伴います。

特に季節の変わり目や空気が乾燥する冬は症状が現れやすく、腕、脚、胸、お腹周り、そして手が届かない背中など、痒みが増して、かきむしるとさらに角質内にある保湿成分が奪われ、かゆみが止まらなくなってきます。

ひどくなる前に適切なスキンケアを実行していきましょう。

洗浄力のあるボディソープや石鹸を見直す

肌の乾燥、肌内にある水分の蒸発を防ぐのが皮脂膜です。

皮脂膜は皮脂腺から分泌されるアブラと汗で作られ、「天然クリーム」とも言われています。

体の部分で皮脂腺が一番多いのが頭皮、次が顔、胸や背中も皮脂腺が多いと言われますが、分布密度は顔に比べ半分以下、脚は十分の一ぐらいしかなく乾燥しやす部分でもあるのです。

普段は服で守られているので、乾燥してバリア機能が少々弱っていても気づかないだけです。

 

人は必ず1回はお風呂に入って、洗髪、洗顔、そして体を洗います。

それぞれ部位によって洗顔アイテムを使い分けていますよね!

頭ならシャンプー、
顔なら洗顔料、
体は石鹸かボディーソープ、+タオルを使ってゴシゴシ

これを洗浄力の強い順に並べ変えると

  1. シャンプー
  2. 石鹸・ボディーソープ
  3. 洗顔料
    (※クレンジングは除く)

意外にも体は洗浄力の強いもので洗っている、
しかもタオルを使ってゴシゴシと!

「体を洗っている石鹸やボディーソープで洗顔ができますか?」

と聞かれたら・・・・、

ちょっと躊躇しますよね!

 

よーく考えてみてください。

体って服で守られているから汚れが少ない部分です。

それに比べ、頭皮は皮脂や整髪料、顔は皮脂やメイク、それなのに何故、洗浄力の強い石鹸やボディーソープで洗うのでしょうね?

しかもある時はナイロンタオルでゴシゴシと!

それと固形石鹸って優しいイメージがありますが、アルカリ性で思っている以上に洗浄力や脱脂力が強く、また市販のボディーソープは、界面活性剤が多く含まれ、普段から洗い過ぎていた可能性が高いです。

 

体の乾燥肌を防ぐには

手で身体を洗いましょう。

体はタオルでゴシゴシ洗わないといけないと思っている方、既成概念にとらわれてはいけません。

体はそんなに汚れていませんよ!

 

だったらお湯だけですませばいい、これもあまり賛成できません。

乾燥肌になっている場合は、古い角質が残っている場合が多々あるからです。

取り過ぎもダメ、残すのもダメ、どちらも思わぬ肌トラブルやかゆみを誘発させることになります。

剥がれそうで剥がれない角質をきれに取り除くことができるソープを使いましょう。

洗浄力が一番弱いアミノ酸系のソープがおすすめです。

このSILK素肌ソープ、洗顔用ではありますが、ボディソープとしてもおすすめです。

素肌ソープの泡

 

洗った後は必ずアミノ酸と細胞間脂質を補う

お風呂からあがったら、ボディークリームを使用されると思いますが、その前に天然保湿因子に近いアミノ酸、ミネラル、有機酸、そして細胞間脂質に近いセラミドを補いましょう。

どんなに肌に優しいソープでも、皮脂、角質内にある保湿成分は多少なりとも洗い流されます。

角質層のある保湿因子

ましてやこのれらの3大保湿因子が不足しているからこそ、肌が乾燥して痒みがでてくるので、ボディークリームよりもアミノ酸やセラミドの保湿成分を補うことが先決です。

まずは角質内の潤いバランスを整え、その上でボディークリームを使用しましょう。

アミノ酸、細胞間脂質(天然セラミド)が補える保湿ローション!

 

かゆみが治まらない時は皮膚科で診てもらうこと

日頃からスキンケアに気をつかっていても、市販のクリームを使用しても痒みが治まらない時は、皮膚科で診てもらい適切な薬を処方していただきましょう。

乾燥からくる体のかゆみの場合、「ヒルドイドソフト軟膏」か、ジェネリックの「ビーソフテン軟膏」が処方されることがあります。

一時、ヒルドイドソフト軟膏が乾燥肌に効くとうわさになって、クリーム代わりに使用する人が増えて問題にもなりましたが、あくまでも炎症や痒み止めとして適切にご使用してください。

薬だけに頼らず、日頃から正常な角質層を作るスキンケアが何よりも大事です。

クリームも同様です。

洗い過ぎを改善しなければ、クリームも効かなくなりますし、クリームばかりに頼りすぎると角質肥厚を起こし、ますます乾燥しやすい肌質をつくるだけです。

シルクのインナーがおすすめ

最近は色々な機能性インナーが売られていますが、乾燥性敏感肌の場合は合わない場合があります。

綿100%のインナーを利用しても乾燥が気になったりかゆみが治らない場合は、シルク100%のシンナーがおすすめです。

洗濯はネットに入れて洗濯機に任せば大丈夫。

 

シルクは肌と同じアミノ酸で構成された天然の繊維。

親和性も高く、なによりも乾燥から肌を守ってくれる特長があります。

吸湿性に優れており、汗などは吸収して放出、そして水分は繊維の中に閉じ込め保湿を維持、さらに天然の抗菌作用があり敏感になった肌を守ってくれます。

「肌の万能薬」と言われるシルク、おすすめです。

また、乾燥だけでなくじゅくじゅくしたかゆみは、天然シルクパウダー100%のおしろいがおすすめ!

 

まとめ

乾燥からくる痒み、肌を守る最前線の角質層が整っていないのが原因です。

軟膏やクリームの対処法も一つですが、それ以上に正常な角質層作りに心がけましょう。

顔のお手入れと同じように、優しい洗浄機能のソープを使って手で優しく洗う、そして角質層のある3大保湿因子、皮脂膜(天然クリーム)、天然保湿因子(アミノ酸)、細胞間脂質(セラミド)を守って育てるスキンケアを習慣化しましょう。