なぜ乾燥肌になるの?原因に気づき対策を確実に進めよう

最近肌の調子が悪い

最近、肌がカサカサ、つっぱる、肌がくすんでいる、化粧のりが悪い、キメが粗い、化粧水の効果が実感できない、身体のあつこちがかゆい、これら乾燥肌の典型的な症状ですが、こんな時どんな対策をしますか?

「まっ先に高保湿の乳液やクリームをつけます!」

これで乾燥肌は本当になおるのでしょうか?

ちょっと一緒に今後の対策について考えてみませんか!

角質層の乾燥肌の関係

肌の表面には角化した細胞が15~20層積み重なった角質層という層があり、厚さはたったの0.02㎜~0.03㎜、想像つかない数値ですが、分かりやすく例えるならラップぐらいの薄さです。

ラップと言われても実際どれほど薄いのか肉眼ではわかりませんが・・・!?

でも0.02㎜という薄い世界だからこそ、何気ないちょっとした刺激が乾燥肌へと変えていくのです。

角質層を形成している角質細胞は生きていませんので、自ら水分を保つことができません。

それでもこの層には20%~30%の水分量を含んでいます。

それは何故でしょうか?

下記の拡大図をみてください。

天然保湿因子とセラミド

角質内を見てますと、角質細胞の中には天然保湿因子(アミノ酸他)という成分が浸透、そして細胞と細胞の間には細胞間脂質(セラミド他)が隙間に入り込み細胞同士をつなぎ合わせてバリア機能を形成します。

角質内にあるこの「天然保湿因子」と「細胞間脂質」という成分、どちらも水分を捕まえて離さない特長があり、特に「細胞間脂質」は水分保持の役割を担う割合が大きく、約8割近くを占めていると言われてます。

そして肌表面を皮脂膜が覆って水分の蒸発を防ぐ。

この3つの成分がバランスよく存在して角質層内の水分量は20%~30%ほど保たれている訳です。

しかし何らかの原因で角質内の水分量が低下、20%を下回ると肌がつっぱたり粉を吹いたり、肌表面はカサカサになり、このような状態を乾燥肌といいます。

乾燥肌の原因は3つ!

角質層って見た目は丈夫そうでしす手でこすっても変化がない、でも実際は非常に薄い0.02㎜の層で、影響を受けない訳がありません!

角質内の水分を低下させる原因はいったい何なのでしょうか?

考えられるのはこの3つ!

  1. 洗いすぎ・落としすぎ
  2. 加齢による代謝の衰え
  3. 不規則な生活習慣やストレス

ではそれぞれの原因を詳しく見ながら具体的な対策を説明します。

洗いすぎ・落しすぎで乾燥肌を作る

肌は新陳代謝を繰り返している訳ですから、汗や皮脂の分泌、古い角質は毎日発生しています。

プラス、ホコリの付着や細菌の繁殖、お化粧をしているならば、一日の終わりには体も顔もスッキリ洗って新鮮でキレイな肌にしたいのものです。

  • ナイロンタオルを使って垢すりのようにゴシゴシ身体を洗う、
  • よく泡立つソープで洗う、
  • 熱いお湯につかって長湯する、
  • メイクが簡単に落ちるクレンジング、
  • W洗顔は当たり前のようにしている、
  • ゴシゴシ洗顔をしている(本人はしていないつもり)

 

これら洗った後は本当にスッキリして気持ちいいものです。

しかしそれと引き換えに、肌に大切な皮脂膜、天然保湿因子、細胞間脂質は確実に奪われています。

 

肌は保湿成分が奪われる度に危険を察知し、頑張って元の状態に戻そうとします。

頑張れ頑張るほど肌力は消耗、いつかは再生能力や水分保持能力が消耗して乾燥肌になるのです。

 

まずは肌への負担、消耗を抑える為にも、できるだけ洗浄力の弱い製品を使いましょう。

洗浄力の強弱は、ソープや洗顔料製品に配合されている内容成分をチェック。

一番洗浄力が弱いのはアミノ酸系になります。

表示成分では、「ラウロイルメチルアラニンNa」や「ココイルグルタミン酸Na」など記載名に「ベタイン」、「ココイル」、「ラウロイル」という文字が含まれているものです。

配合表示の順番もかならずチェックしてください。

化粧品類の配合表示は、配合量の多いものから順番に表示しなければならない規則があります。

中ほどから後方に表示してある場合は、「アミノ酸配合」と謳っていても、ちょこっと配合している場合がありますので、あくまでもアミノ酸系が主要成分のものでないと意味がありません。

 

クレンジング剤も要チェック

クレンジング商品は色々なタイプがあり、それぞれ洗浄力に差があります。

一般的に言われている洗浄力が高い順番は

  1. クレンジングシート
  2. クレンジングオイル
  3. リキッドクレンジング
  4. クレンジングジェル
  5. クリームクレンジング
  6. ミルククレンジング

このようになっています。

一番弱いミルクタイプでも、オイルが多い少ないにかかわず入っていれば、その分界面活性剤も含まれています。

オイルタイプと比較すれば洗浄力が弱いでしょうが、乾燥肌を基準とした場合、これで洗いすぎが予防できるのかどうか?

もっと洗い過ぎの対策をとるならば、オイルフリー、さらに洗浄剤フリーならもっと洗浄力が弱く洗いすぎが予防でき、肌への負担も抑えることができます。

洗浄力とメイクの残留、どちらがリスクが高い?

断然洗浄力です。洗いすぎ・落としすぎ、本当に注意しましょう。

「アブラをアブラでないと落ちない!」、そんなことありませんよ!

肌に負担を与えるスキンケアは、将来の肌にそのままはね返ってきます。

後で後悔しませんように!

 

加齢の乾燥肌に待った!

年代別

30代より40代、40代より50代、年を重ねるごとに体も肌も新陳代謝を鈍ってきます。

その影響で角質内の天然保湿因子、細胞間脂質、そして皮脂分泌も若い頃に比べれば減って乾燥肌になりやすいのは致し方ないこと。

でも「年だから」と諦めるのは早いですよ!

老化を遅くする、アンチエイジング対策はいっぱいあります。

「やるかやらないか」、この差は年をとればとるほど大きくでます。

「諦めた時点で終わり」、できることからやりましょう。

 

ここではスキンケア編に絞って少し説明します。

肌の新陳代謝、つまり「ターンオーバーを整える、もしくが促進する」ことを意識しましょう。

具体的なスキンケアとして、まず不要な角質は残さないこと。

角質細胞は毎日生まれ変わっていて、不要な角質は想像以上にでます。

これを残してしまうとターンオーバーを乱すきっかけを作ります。

大事なのは洗いすぎず不要な角質だけをとる洗浄に心がけましょう。

 

それと保湿成分の補給も大事

肌が乾燥気味だからといって、オイル入りのクリームをたっぷりつけるにはちょっと待ってください。

角質内の水分保持を担っているのは、天然保湿因子と細胞間脂質ですよ!

まず化粧品で補うのは、この成分が優先です。

できるだけ天然保湿因子、細胞間脂質に近い成分を化粧水等で補ってください。

角質内の潤いバランスを整えてからクリームを使いましょう。

クリームをベタベタぬっても表面だけ、小手先のスキンケアは代謝を乱す原因になりますので。

 

ターンオーバーを整えたいなら、こちらに具体的なスキンケア方法を紹介しています。

参考にしてください。

生活習慣の乱れやストレス

「肌は内臓の鏡」という言葉、聞いたことありますか?

漢方の理論では内臓と肌は密接につながっていると言われています。

体調が悪かったらその鏡として肌に現れることはよくあることです。例えばよく便秘になったらニキビや肌荒れになりやすい。

生活習慣、食生活の乱れ、それに精神的ストレス、誰もが抱える問題、頭では分かっているけど、それが解決できない難しさと大きな壁。

最初は無理をせず、ネガティブの中に少しだけポジティブを取り入れる!

「小さいことでもできる事を続けてやる」、これが大切かなーと思います。

 

将来のことを考えるならやっぱり運動が一番です。

適度な運動をすることで、代謝や体力もアップ、それにストレスに負けない精神力もつきます。

週に1日でもいいです、毎朝の5分体操でもいいです、身体を暖めたり汗を流す習慣を作りましょうよ!

数年後、やってて良かったと思う日がきっときます。

まさにこの記事を書いている私が心の底からそう思いましたから!

 

まとめ

肌を乾燥させる原因、それは「洗いすぎ・落としすぎ」です。

対策は洗浄力の弱いアミノ酸系の洗顔料を使いましょう。

アンチエイジングは意識を持つことが大事!

方法は色々、情報も沢山あります。自分に合ったやり方で無理をせず続けてください。

三日坊主になっても、また最初からなんでもいいので始めたらいいんです。
みんな三日坊主ばっかりですから!

最後にスキンケアは保湿よりターンオーバーを優先してくださいね。

根本から乾燥肌を治すには